2014年7月18日 石狩岳シュナイダーコース北峰ピストン 単独行
行 動 概 記
序段
7月17日、この日は誕生日で、記念にどこか達成感を得られるような山に登ろうと思っていた。
石狩岳登山口から十石峠~ブヨ沢~音更山山頂~石狩岳山頂~シュナイダーコース登山口へと下る、登り9h、下り3h30分のロングコースを設定、警察へ届けを提出、所属山岳会へも連絡をした。
当日、遅番の仕事をして23:30分過ぎ自宅に戻ると、クロネコの不在者伝票が入っていた。
きっと恒例の誕生日プレゼントだ。この伝票を見ていたら元気が出てきたので、山行について来て貰う事にした。
一の段
石狩岳へは道央自動車道で札幌JCTから比布JCTまで乗り2,100円だった。
層雲峡から十勝三股方面へ。十勝三股の三股橋から音更川本流林道へ入り、約7kmで石狩岳登山口、更に進むとニペソツ山登山口、その先のごてん橋を越えるとシュナイダーコース登山口だ。
行 動 概 記
序段
7月17日、この日は誕生日で、記念にどこか達成感を得られるような山に登ろうと思っていた。
石狩岳登山口から十石峠~ブヨ沢~音更山山頂~石狩岳山頂~シュナイダーコース登山口へと下る、登り9h、下り3h30分のロングコースを設定、警察へ届けを提出、所属山岳会へも連絡をした。
当日、遅番の仕事をして23:30分過ぎ自宅に戻ると、クロネコの不在者伝票が入っていた。
きっと恒例の誕生日プレゼントだ。この伝票を見ていたら元気が出てきたので、山行について来て貰う事にした。
一の段
石狩岳へは道央自動車道で札幌JCTから比布JCTまで乗り2,100円だった。
層雲峡から十勝三股方面へ。十勝三股の三股橋から音更川本流林道へ入り、約7kmで石狩岳登山口、更に進むとニペソツ山登山口、その先のごてん橋を越えるとシュナイダーコース登山口だ。
さて、予備日は1日。寝不足だろうと今日登ってしまいたい。しかし、強行はしない、タイム・リミットを過ぎたら引き返す、と決めていた。ならば、確実に石狩岳を踏めるシュナイダーコースを登ろうかと、寝不足が効き、気づけばあっさり日和っていた。
二の段
4:20分、入口出発。本州ナンバーのミニバンが停まっていたが、起きる気配が無い。音更川源流部21の沢沿いの蜘蛛の巣だらけのササのブッシュをしばらく進む。
30分程で21の沢の渡渉ポイント、倒木を利用して渡るとシュナイダー尾根取付き。
シュナイダー尾根と言ってもしばらく九十九折の林間コース、なぜか一度コースアウトして大変な思いをした。次第に傾斜がついてくると、寝不足のせいもあり、登るスピードは亀よりのろい。
二の段
4:20分、入口出発。本州ナンバーのミニバンが停まっていたが、起きる気配が無い。音更川源流部21の沢沿いの蜘蛛の巣だらけのササのブッシュをしばらく進む。
30分程で21の沢の渡渉ポイント、倒木を利用して渡るとシュナイダー尾根取付き。
シュナイダー尾根と言ってもしばらく九十九折の林間コース、なぜか一度コースアウトして大変な思いをした。次第に傾斜がついてくると、寝不足のせいもあり、登るスピードは亀よりのろい。
Co1,100m~1,300m位までの幅1mほどの細尾根、傾斜に加えてアップダウンも激しい。ここでこの山行最大の失敗の修正をする。暑そうだと思い綿パンと綿シャツできたので足廻りがベチャベチャ、靴の中にまで浸水していたのでレインの上下に着替えた。あぁかなりのストレスだった。
この区間では狭薄山で変なことを学習したようで、登山道上で仮眠もした。
Co1,300m位からはV字谷を思わせる道で、時々柱状節理の岩肌が顔を出す。
かくれんぼ岩付近には2ヶ所ロープが吊るされており、安全を確認した上で活用させて貰う。
ようやく稜線に出ると、見晴らしの良い景色が広がる。北斜面の谷あいに雪渓が残る。分岐のコルで休憩し、お花畑の中を、一気にCo1,966の山頂へ。
※後で知ったが、Co1,966の標識のあるのは北峰で、ここからさらに10分程歩いた所にある南峰Co1,967のケルンが実質最高点とのこと。ヤラレタ。
三の段
下山は何度か雷にせっつかれ、焦るあまり分岐で下山ルートを見落とした。音更山へのルートを半分くらい進んでおり慌てて引き返す。
もし雨が降ったら、このV字谷状の急傾斜の道はどうなるやらと、ヒヤヒヤしながら降りる。
幸いにも、雨は最後まで降らずにいてくれた。
往復9.5hもかかってしまったが、無事石狩岳を踏めて良かった。
昨年9月に、走って真駒内から豊平川をたどり、札幌市内を抜けて石狩湾河口に注いでいるのを見た。今回はその石狩川の源頭部にたどり着いたのだ。
久々のスケールを満喫できた。
三の段
下山は何度か雷にせっつかれ、焦るあまり分岐で下山ルートを見落とした。音更山へのルートを半分くらい進んでおり慌てて引き返す。
もし雨が降ったら、このV字谷状の急傾斜の道はどうなるやらと、ヒヤヒヤしながら降りる。
幸いにも、雨は最後まで降らずにいてくれた。
往復9.5hもかかってしまったが、無事石狩岳を踏めて良かった。
昨年9月に、走って真駒内から豊平川をたどり、札幌市内を抜けて石狩湾河口に注いでいるのを見た。今回はその石狩川の源頭部にたどり着いたのだ。
久々のスケールを満喫できた。
それにしても持ち帰ってきた排泄物どうしよう。
【日 時】2014年7月18日(土)
【コース】ユニ石狩コース
【地 図】1・25000地図:石狩岳
【地 図】1・25000地図:石狩岳
【評 価】上級(夏山ガイド)
【タイム】登り9h、下り3h30分
7/17 23:30自宅発- (4.5h) - 4:00登山口 - (1:30) - 5:30水場 - (2h) -
【タイム】登り9h、下り3h30分
7/17 23:30自宅発- (4.5h) - 4:00登山口 - (1:30) - 5:30水場 - (2h) -
7:00主稜線(十石峠) - (1.5h) 9:00ブヨ沢 - (2h) - 11:00音更山 - (1h) -
12:00石狩の肩 - (1h) - 13:00石狩岳 - (0.5h) - 13:30石狩の肩 - (2.5)
- 16:00シュナイダーコース登山口 - (0.5h) - 16:30登山口
【メンバー】単独
【天 気】曇のち晴れ(予報)
【装備】登山靴、ザック30l、飲料(3l)、ティッシュ、ビニール袋2枚、おにぎり4つ、
フリース、行動食(薄皮ミニあんぱん、飲むゼリー、ナッツと乾燥果物、ソーセージ)、
地図(コピー1枚)、コンパス、雨具、サングラス、携帯電話(充電器)、防水ケース
熊鈴、虫除けネット、着替えと風呂道具、サブバッグ、ヘッデン、紙とペン、
予備電池2本、エマージェンシーシート、鎮痛剤、下剤、テープ
当初の計画とは異なりましたが、石狩岳に登ってきましたか!
返信削除寝不足ですと、歩みも気力も削がれますからね。
すっかりポッケ先生のブログを読んで行きたくなりました。途中登山道のまんなかで仮眠しました。
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