例年より雪が少ないらしい富良野市内,岩見沢市も思っていた程でなく,
よく除雪されていた。寧ろ,札幌を出てくる時の方がすごかった。
よく除雪されていた。寧ろ,札幌を出てくる時の方がすごかった。
樹氷は,トドマツなどの常緑針葉樹のあるところで,湿雪が降るような気象条件下で,雪雲の中の過冷却水が枝や葉にぶつかり着氷し,それに着雪し,風上に向かって成長したものだそう。
空から舞い降りる雪の結晶は,驚くほど大きい。
白銀荘に着き、トミさんと合流。
北斗さんに地形図の書き方と経度緯度の見方を教えてもらう。
protrekで経度緯度が分かるので,地形図に書いておくと直ぐに分かる。
が,学習と練習が必要。
飲み物を冷蔵庫に入れたら,初めてのビーコン訓練に出発。
北斗さんに地形図の書き方と経度緯度の見方を教えてもらう。
protrekで経度緯度が分かるので,地形図に書いておくと直ぐに分かる。
が,学習と練習が必要。
飲み物を冷蔵庫に入れたら,初めてのビーコン訓練に出発。
目指す場所は三段山の一段目と二段目の間。
山に取り付く前にまずはビーコンテストをし,全員の機械が問題ないのを確認してからスタートをした。登りは敢えてトレースを踏まず,ラッセルを交代しながら登る。
一段目の途中の樹林帯の西寄りで,一人ずつビーコン捜索訓練を開始。
ナイトさんのPIEPS SPORTSというビーコンが素早く埋没者ビーコンを発見していた。
トリプルアンテナで方角も出るそう。音の鳴り方からも判断しやすい。
イケノヤさんのは手動で範囲を狭めてゆくタイプ。
雪崩発生から15分以内の発見・救出は生存する確率がまだ高く,
見失なってから2時間後の生存率はほぼ0%だそうである。
山に取り付く前にまずはビーコンテストをし,全員の機械が問題ないのを確認してからスタートをした。登りは敢えてトレースを踏まず,ラッセルを交代しながら登る。
一段目の途中の樹林帯の西寄りで,一人ずつビーコン捜索訓練を開始。
ナイトさんのPIEPS SPORTSというビーコンが素早く埋没者ビーコンを発見していた。
トリプルアンテナで方角も出るそう。音の鳴り方からも判断しやすい。
イケノヤさんのは手動で範囲を狭めてゆくタイプ。
雪崩発生から15分以内の発見・救出は生存する確率がまだ高く,
見失なってから2時間後の生存率はほぼ0%だそうである。
私もお借りしたビーコンで訓練することができた。
ビーコンの電波特性を理解して使用すれば,私でも埋没者ビーコンを発見することは可能だと分かった。でも,ビーコンを携行していなければ,15分以内の捜索は難しい。
ある程度の予測はできても,ティッシュを上から落としてもどこに落ちるのかは分からないのと同じで,複雑な自然の力の影響を読むのは難しい。
三段山も2012年,二段目付近で雪崩が起き一人が亡くなっている。
いつ雪崩てもおかしくない気象条件下で雪山に登るときは,必ずビーコン・ゾンデ・スコップを携行すること。そして流されるものと心構えしておくことと,仲間が流されたことに早く気づけるような,登りかたが大事だと思った。
ビーコン訓練が終わり次に白銀荘前キャンプ場の隅で雪洞づくり。
白銀荘の方に快く場所を貸して頂く。ゾンデを刺し幅を確認してから掘り始める。
作業中は防水手袋かオーバーミトンをしていた方がいい。
まずは斜面を切り出す。30分で2平方Mの広さを,40cmほど掘った。
次に横穴を掘って行くが,直ぐに行き止まりとなった。
仕方がないので4平方Mの広さに拡げて掘り,整地してツェルトを張った。
スコップはBDの古いモデルが掘りやすい。雪の切り出しはスノーソーが便利だった。
白銀荘の方に快く場所を貸して頂く。ゾンデを刺し幅を確認してから掘り始める。
作業中は防水手袋かオーバーミトンをしていた方がいい。
まずは斜面を切り出す。30分で2平方Mの広さを,40cmほど掘った。
次に横穴を掘って行くが,直ぐに行き止まりとなった。
仕方がないので4平方Mの広さに拡げて掘り,整地してツェルトを張った。
スコップはBDの古いモデルが掘りやすい。雪の切り出しはスノーソーが便利だった。
6人が中で昼食を作って食べる。
ガスを点けると,体の表面が寒くはなくなってくる。
でもシートを敷いているのにお尻は冷たいし,足がとても冷たい。
このような条件で一晩過ごさなければならなくなったら,どう寒さに耐えればいいのか。
耐寒訓練も必要かも知れない。ツェルト撤収中が一番辛かった。
でもシートを敷いているのにお尻は冷たいし,足がとても冷たい。
このような条件で一晩過ごさなければならなくなったら,どう寒さに耐えればいいのか。
耐寒訓練も必要かも知れない。ツェルト撤収中が一番辛かった。
白銀荘に入りお先に温泉を頂く。入浴後は夕食のお手伝い。
5pmから宴会,「実は私も狭薄で・・・」と衝撃の告白を聞く。
5pmから宴会,「実は私も狭薄で・・・」と衝撃の告白を聞く。
翌日,二段目から上はクラストし見通しが効かないとのこと。
朝見た雨雲レーダーは相変わらずの場所を示していた。
玄関先に居たコージさんのスプリット・ボードを見せてもらう。格好良い。
準備をして一応,ストックで弱層チェック。
樹氷は昨日からの雪が付き,すでにモンスター化しつつあった。
気温は-5℃,あまり寒く感じないが,雪雲で視界が悪く展望ゼロ。
ジャイアント尾根も同様の気象条件だったと思われます。
朝見た雨雲レーダーは相変わらずの場所を示していた。
玄関先に居たコージさんのスプリット・ボードを見せてもらう。格好良い。
準備をして一応,ストックで弱層チェック。
樹氷は昨日からの雪が付き,すでにモンスター化しつつあった。
気温は-5℃,あまり寒く感じないが,雪雲で視界が悪く展望ゼロ。
ジャイアント尾根も同様の気象条件だったと思われます。
二段目の中間にある3本のシラカバを横目に,その先へ。
木に帰りの目印に,ピンクテープをひばり結びしながら進む。
トレースを辿ればいいと思っても,厳冬期には,行きのトレースが帰る頃には消えていることがあることは容易に想像できる。行く道々,尾根やコル,山上への上がり口にも必要だ。
急斜面を登ると途端に風が出てきた。
樹林帯に戻り,上に雪玉の無い木の下を休憩場所とする。
木々にロープを渡し,サイト設営をしてツェルトを貼る。
ガスを2つ点けお湯を沸かす,楽しいと余計に暖かく感じる。
小腹を満たして出発する。
帰り,一瞬雪が止んでいて前十勝,下界の樹林帯が見えた。
記念撮影。
下に降りると旧白銀荘に人がいた。
上富良野山岳会が管理しており,今でも宿泊可能とのこと。
顕微鏡を持って泊まり,雪の結晶の観察をしてみたいなと思った。
帰りも同じルートを通って帰る。富良野の山を越えて三笠にくるまで,
ずっと雪が降っていた。自宅周辺の雪は大したことがなくホッ。
詳細はMLに書こうと思いここでは割愛。
皆さん,大変お世話になりました。
仲間に入れて頂きありがとうございました。来年も参加したいな。
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