2015年9月27日日曜日

最果ての地の旅行記②



2日目 9/21
4:30 C1発-5:30 清岳荘(登山口)-9:30 斜里岳山頂-10:00 下山開始-12:40 清岳荘着-13:00 清岳荘発-14:00~15:00 清里町緑の湯-R391摩周~R243-16:40 美幌峠~石北峠~上川~セブンイレブン上川店-21:30 旭川-23:30 札幌

知床横断道路を降りきるところには,知床財団が運営する「知床自然センター」があった。ここでは,1,000円の貸し出し料と2,000円のデポジットで熊スプレーを貸し出ししてくれる。

知床横断道路を降り,斜里町に出た私たちはウトロにあるという「赤澤温泉」に行くために,「夕映えの宿 国民宿舎 桂田」とナビセット。R334を南下する。
ウトロ港に向かう海岸沿いから,浅瀬にぼつんぼつんと立っている巨大な岩を見て,「積丹の海みたい」とHさんがつぶやく。
赤澤温泉は,民家に湧いた温泉を一般に開放している温泉とのこと。どんなところなのだろう,どんな温泉なのだろうと,楽しみで仕方ない。
林道のような道を上がってゆくと,それらしき建物があった。更に上に行くとおじさんがいて,赤澤温泉の場所を聞くと,「この下にあったけど,今は無いよ」と言って,口元にかすかな笑みを浮かべた。
まさかの赤澤温泉跡からのサンセット。


じゃあ今日は温泉入らなくてもいいや,夕食だってなんとかするべや,という気持ちでR334をさらにひたすら南下,清里町を目指す。
 
港の先に,オロンコ岩らしい巨大な岩が見えた。

ウトロの温泉街で空腹がピークとなり,夕食もコンビニで調達(コンビニに完全に依存したこの旅は,コンビニとの付き合い方を考えさせられる旅となった)。
食べながらも周囲を観察したり,今日という一日をどう終えようかと考えていると,「足湯があるよ」とHさん。行ってみることに。



ウトロ温泉「シリエトク」。廃館になったホテルの隣にぽつんとあった。
源泉温度高めなのか,アツアツで足がすっきり。こんなにすっきりできたからと,今夜は車中泊決定するが,どこで車中泊するのかは決めず,ふたたび走り出す。

ゴールは登山口のある「清岳荘」。途中道の駅しゃりの標識を見てここに泊まりたくなった。今夜の宿決定,少しだけ北上する。

時間はまだ19:30,いくらなんでもまだ眠たくない。セイコマでお酒でも買ってくるか,いや,やっぱり一番したかったことをしようと,知らない街の夜の巡回パトロール。

隊長,道の駅ここにありました!なぬっ?したらあれはなんだ?
隊長,道の駅しゃりの建物についてるクリオネと熊が愛らしいです。

はっ,隊長!良さそうなお店発見しました!


「居酒屋 魚元」さんで,さっそく,カンパーイ!無事着いて良かった。
 

お任せを頼むととんでもない量の家庭料理に囲まれた。緑色のアマドコロはわさびマヨネーズ,赤いハマボウフウは酢和え,落葉はゴマ油炒め,ウドは醤油煮,きゅうりとワラビの塩漬け,お魚は塩炊きのキンキ,カレイの煮付け,鮭のハラス,蟹,おまけでじゃがいものバター煮もつけてくれました。鮭はお持ち帰り,山菜は食べきれなくてカウンターの隣に座った男性にあげた。名古屋から単独でこられた方で,「山菜大好きなんです」と喜んでくれて,しかもサンマを一切れくれて私たちも嬉しい。
幸せです。
 
山菜名人の元子さん,ご馳走さまでした。

⚫︎斜里岳登山のこと

朝,道の駅で4:00に目覚め直ぐ仕度をして出発。
清里のどこを走っても,青黒い斜里岳が目に入る。
登山口のある清岳荘駐車場に着くと,たくさんの車。
これから出発をする人と挨拶を交わす。
清岳荘のトイレを使わせて貰って100円,駐車場代100円を払う。

下二股という分岐まで夏道の登山道はなく,沢歩きとなる。ガイドブックによると13回も渡渉をしなければならない。

この沢の岩には鉄分が含まれているので滑りにくいらしいが,こんな沢を普通の登山靴で登りにくるなんて,みんななんて逞しいんだろう。
Hさんもストックさえ使わずスイスイ行く。


私はへっぴり腰でようやくという感じ。

下二股から上二股までは,沢沿いを行く旧道コースと,熊見峠を越える新道コースがある。新道は歩きやすい夏道だが、熊見峠を越えるまでかなりの登りと距離がある。

ガイドさんがすすめるように,多少危険でも,上二股まで沢歩きをした方が早い。
帰りは,遠まわりになるが紅葉の熊見峠を歩いたらいい。






山頂から知床岬方面。


苦労した甲斐あり,山頂は360℃ナイスビューでした。


新道コース。

下二股からはまた旧道コースと合流したけれど,登りの時には気づかなかった巻道がたくさんあって,巻きの途中で月蝕観測所跡も見ることができた。



帰りの林道で。

6時間かかって登山口に戻る。
濡れた靴を取り替えて,コーヒーを淹れていると,間も無くHさんが変な方向から到着。
清里町を南下し,緑の湯に行く。
ダニが2つついていて,剥がしたら血が出てきた。
おいしいトマトとお赤飯を頂く。

さて,あとは帰るだけ。帰りのルート決めにひと苦労。
摩周から美幌峠を通って,石北峠を通って,旭川に抜けて新十津川町から月形町を経由して当別に行きましょう。そこからなら私,なんとかなります!


2つ目の峠。中島と和琴半島,あれは硫黄岳?斜里岳もばっちり見えています。おいしい揚げ芋とカボチャ団子を頂きました。



ロックガーデンみたいな場所。


今日の収穫。斜里岳にもやっぱり落ちていました。
100年後の景色は私は見れないけれども,美しい景色でありますように。





2015年9月22日火曜日

最果ての地の旅行記①

<1日目 9/20>
4:00 札幌発-(音更帯広IC~長流枝PA~足寄IC/650円~R241阿寒-摩周~R243別海町~R244野付国道)-11:00 野付半島ネィチャ-センタ--(野付半島散策 野付半島ネィチャ-センタ-→野付崎灯台→トドワラ→野付半島ネィチャ-センタ-)-14:50 野付半島発-15:20 忠類橋-16:20~30 知床峠(知床横断道路)-17:00 赤澤温泉(国民宿舎桂田)-17:30 ウトロ温泉 足湯シリエトク-19:00 道の駅しゃり-19:30 居酒屋魚元-21:30 道の駅しゃりC1車中泊

シルバーウィークに道東ツアーを計画したら,なんと小樽のHさんが一緒に行ってくれると言う。
お互い初めて訪れる土地にテンション上がる。おまけにちょうどHさんのお誕生日とのこと。
Hさんの願いは斜里岳に登ること。私の願いは最果ての地を旅すること。

4:00に空港前待ち合わせ。Hさんは私の母くらいの年齢で,送ってくれたHさんの娘さんとはじめましてのご挨拶をする。
さて,札幌を出発しひと息で尾岱沼に行けば,ギリギリ11:00の乗船時間に間に合うのではないかと考えていたが,甘かった。11:00頃には松山千春の故郷の足寄を通過。Hさんに持って来てもらったお気に入りCDの中に千春のCDもあり,聴かせてもらう。久しぶりに大滝栄一のロンバケも聴いた。
まわりの景色にみとれて(浮かれて)気がついたら野付半島にさしかかっていた。

野付半島は,知床半島と根室半島の中間に位置する,オホ-ツク海に突き出た日本最大の砂嘴だ。
砂嘴で検索すると,大抵野付半島が出てくる。身を反らせた海老のようなこの特徴的な方を,アイヌの人々は「ノッケウ(顎)」と呼んだ。野付半島の名前はここから来ているらしい。
野鳥や渡り鳥の憩うところとして,むかわの砂洲(砂嘴)の仕事の大切さに気づいて,それ以来,野付半島の砂嘴は気になる存在だった。
快晴の空が海をキラキラと光らせている。打ち寄せる波の向こうに国後島が見える。
道の左側にオホーツク海が広がっている。漁船が無造作に置かれている。風にはためく虹色の旗は,もう殆んどちぎれて無くなっている。

半島の付け根の茶志骨(アイヌ語で砦跡の意)から15km走って,「野付半島ネイチャ-センタ-」に到着。ログハウス造りの素敵な建物だ。出入り口で,倍賞千恵子ご夫婦の写真に出迎えられる。
感動もそこそこに,「レストラン野花」に入る。
野付半島を上から見た写真が飾ってある。撮影したのは石狩市の方だった。
Hさんは「野付通行屋セット」「煮エビ」,私は「打瀬舟かきあげ丼セット」を注文する。


店内から砂嘴の先のほうを見ながらお食事ができる。


Hさんが食べていいよ,って分けてくれた北海シマエビ。初めて食べた。


私が頼んだ「打瀬舟かきあげ丼セット」。お味噌汁には鮭の身と目玉が入っていた。
かき揚げの他に好みの揚げ物を選べるので,エビにした。ハンバ-ガ-も気になった。

大満足をして,砂嘴の先の先のほうに向かう。車で行ける終点の向こうにある灯台に,徒歩で行く。


今はまだ遠くに見えるトドワラも,波打ち際に横たわるアマモも,どれも風化しつつあるなかで,この花は力強く咲いていた。


ハマナスの身も熟す。


野付半島を走る道道。道幅は思っていたより狭く,今にも海水に浸食されるかのようにも思えた。

灯台の更に先には一等三角点がある。



標高1.9m。

観光船で尾岱沼からトドワラ往復するつもりだったが,歩いているだけで胸一杯になったので,乗船せずに散策を続けた。
 
トドワラへ向かう。



トドワラから見たネイチャ-センタ-と国後島。


トドワラから斜里岳。
打ち寄せられているアマモは,北海シマエビの他,貝やプランクトンなどの住処なのだそう。



穏やかな水面。


アマモとシュマダラギリ?初めて見た生物。




漁船と国後島。
 


野付半島のある別海町は暖かかった。途中のコンビニに買い出しに行くと,黒光りしたランナ-が複数いた。あのような鍛え抜かれた人を初めて間近で見た。さすがパイロットマラソンの舞台だけある(ちなみに茶志骨はパイロットと呼ばれることがあるのでパイロットマラソン)。

R244(野付国道)を北上しR335(国後国道)へ。


途中,忠類橋で車から降り,茶色く濁った忠類川を撮る。最近雨が降ったのか,忠類川は規模の大きな鉄砲水のように勢いがあり,暴れていた。地元の鵡川より荒々しい。
あれに流されてしまったら,ザイルがあっても助かりそうにない。
護岸工事は入っているらしいのだが,最小限にしているそう。

この旅一つ目の峠,二つ目の半島である知床半島へ。
知床岬の先端に近い「相泊温泉」に入りたいと思っていたが,夕陽の沈む時間と,移動距離を計算して「知床岬」から夕陽を眺めることにした。いざ行くとそこは「知床横断道路」の上にあった。


知床峠から羅臼岳。風が強いのに山頂の笠雲は取れない。



小一時間過ごし,峠を下る。羅臼ビジタ-センタ-も,間欠泉も,熊の湯も通り越して「赤澤温泉」を目指す。
次来るときには必ず,断崖絶壁の岬を歩いてみたい。

私の片想いの相手は最果てにいた。

2015年9月8日火曜日

円山周回

・急遽Facebookで知り合ったMさんと初めまして山行で円山へ。

・北海道神宮にて参拝し、八十八ヶ所コースから登ります。帰りは円山公園コースから降り周回する事ができます。今日は車から登山口まで1時間30分、登山は1時間くらい?たくさん歩きました。


・鎮守の森と隣り合わせ、静けさ漂う円山公園の端の方からスタートです。



・今年は1度も刺されないと思って居ましたが、この時期に虫に刺されMさんからムヒをお借りしました。虫が元気に活動していました。


・山頂でコーヒーを入れて、「円山カフェ」。楽しいです。

・コーヒーを飲み終えたら、ハーブティーのお代わり。ローズヒップが入っていたのでグツグツ煮出しました。時間を忘れます。

・こういうのハマりそうな予感。私はデジカメが無いのでiPhoneで。

・こんな木があるのです。独特の甘い匂いのするカツラの木です。土壌保護の為今年から近くまで入れないようになっているそうです。

 


・帰りはお蕎麦屋さんに寄りました。人にすすめたくなるお店でした。おいしかったー。Mさんありがとうございました。

2015年9月7日月曜日

ニペソツ山

・茅刈別第三支川〜ニセイカウシュッペに単独で登る予定でしたが、ニペソツ山パーティーに混ぜて貰いました。
・19:00札幌発、4時間半近く運転をしてようやく2回目の十勝三又。そこから決死の覚悟でグングングングン山の中へ。十六の沢登山口には車が溢れて少し戻って路肩に停めたけれど、正直一人じゃなくて良かった。上川郡当麻店で買った発泡酒とおやつを開け、今回も無事ここまで来れ良かったねのお祝い。一人ドキドキ山奥車中泊もなんとかクリアー!少し強くなれました。
 
・ぐっすり寝て身体も軽くなって4:00起床、外で水を沸かしていると防寒対策が疎かだったので身体が冷えてきました。さむいさむい。
 
・登山道は音更川十六の沢を渡渉後、しばらく木の根に注意しながら急登を上げる。テンバのある天狗のコルまではこんな感じで辛い。小天狗岳手前の岩トラバースが楽しかった。右手の小天狗をトラバースして本峰を目指す。
 
・無我夢中で前天狗へ。ニペソツ山峰が見えた。いいねー、いいねー。
 

・ニペソツ山が顔を現した場所にはトイレブースがあった。ちょうど今日は「山のトイレデー」だ。山のトイレを考える会の活動は評価され環境大臣賞を受賞されたらしい。帰りに利用させて貰おうと思いながら先を目指す。前天狗から天狗平までのアップダウン、帰りもここ通るのかと気が遠くなる。

・本峰取り付きあたりでMさんに声を掛けられようやく合流。南斜面かな〜?ルンゼが見え声を上げる。Mさんは相変わらず元気溌剌で先週北海道マラソンでサブフォーを走り切った疲れは全く感じさせない。すごい人です。


・ニペソツ山本峰。山頂ではMさんお馴染みの「ジャパーン!」をやらせてもらい感動2倍。Mさんに温かいコーヒーをご馳走になった。


・そんな感動のフィナーレも、1時間ほど過ごすと寒くて早く降りたくなってくる。帰りはあっと言う間でした。Mさんありがとうございました。

・帰りは昨年の黒岳ツボ足登山&尻滑りツアー以来の黒岳の湯。ホロカ温泉で混浴する気満々だったのですけど。層雲峡のビジターセンターで道を聞いたら割引券をくれました。ここは2階に露天風呂あり、湯温が高く休憩所も安らげ、再訪できたことを嬉しく思いました。

・みなさんのおかげで再訪の喜びを味わうことができました。本当にありがとうございます。

2015年8月22日土曜日

来馬川裏沢〜室蘭岳

夕張川〜幾春別岳を予定していたが,入林許可申請が間に合わないというヘマをやらかし鷲別岳裏沢〜鷲別岳に転戦。ルートは左股沢。

牛舎奥林道終点に駐車。【川又温泉】の標識に従い進むと,クワンナイや白老川のような綺麗な滑と出合う。この地点(Co210)から入渓。フリクションは効くが逆層の岩に初めから手こずる。


Co300付近の二股は,左股を取ると違う気がする。目指す方角も水量が多いのも,実はニの沢だと思い込んでいた右股が顕著で,ここは右股を取り正解だった。

Co600付近の二股は,右手上方に岩塔を見ながら左股沢を取る。地形図では北尾根に一番近い。

さて,ここからが核心だった。
下部は切り立った岩のスラブ,壁は上がるにつれやや寝てくるが手掛かりの少ない土壁となり,何10mと続いた。
上部には笹と潅木の急斜面,更に上は岩稜(地形図の崖マークの所)。途中で休憩とし西尾根を見上げると,支沢から突き上げてると思われる急峻なルンゼが見え震えが来た。スラブはスメア,草と木も勿論使って攀じ登り,これは沢登りでは無いと思いつつ,ようやく北尾根夏道出合い。


本当にバリエーションルートは難しく,生傷も絶えないが面白い。

「勘違いしないように」が口癖のN川君に色々教えて貰う。ロープは5mの補助ロープのみ。一ヶ所のゴルジュで二の脚を踏み,一ヶ所の高巻きで手を借りた。

「ハンマー一つにしてもどんなクライミングをやりたいかによって必要な物は違う」N川君の一つ一つの言葉が至極真っ当と言うか,正確だった。

帰りはサクサク北尾根を下降し川又温泉へ。温度低めの野湯とは言え,解放感が半端無い。その後熱々のポロト温泉にも行き充実した山行だった。




2015年8月20日木曜日

ガトキン三段滝

を見に来た。


屋外の常温25mプールは15往復で敗退した。

1kmを目標にまた行きましょう。

次は温水プールがいいな。


2015年8月13日木曜日

アバレ川-美瑛岳-オプタテシケ敗退

【山 域】北海道十勝連峰 美瑛岳(2,052m)-オプタテシケ山(2,013m)
【日 時】2015年8月14-16日
【コース】アバレ川〜美瑛岳〜美瑛富士〜石垣山〜ベベツ岳〜オプタテシケ山
【地 図】1・25000地図:白金温泉
【評 価】夏道・一般向き(北海道の山と谷)
【タイム】
1日目 行動時間4時間
15:00札幌-(4h)-19:00白金温泉C1

2日目 行動時間9.5時間
6:00C1-(旧林道)-7:00アバレ沢Co780-11:00勝瑛の滝〜美瑛岳分岐-12:30美瑛岳-14:30美瑛富士-15:30美瑛富士避難小屋C2

3日目
6:00C2-7:30石垣山〜辺別岳-9:00オプタテシケ山-11:30美瑛富士避難小屋-14:00白金温泉登山口

【メンバー】
私,他1名

【個人装備13kg】登山靴、沢靴、脚絆、ビーサン、ザック、雨具、防寒具、手袋、ハーネス、ヘルメット、ビナ、シュリンゲ、飲料(3l、2l、400ml)、トイレットペーパー、ゴミ袋、携帯トイレ、行動食(羊羹、SOYJOY、大福、パン2つ、みかん缶詰)、地形図、コンパス、笛、鈴、携帯電話、防虫スプレー、着替え、風呂道具、ヘッデン(予備電池2本)、マッチ・ライター、エマージェンシーシート、ツェルト、シュラフ、シュラフカバー、銀マット、ストック
【共同装備】
食材、ストーブ、食器

【食事内容】
1日目夜〜ホルモン煮込みうどん
2日目朝〜鳥ごぼう飯1人200g、インスタント味噌汁
2日目昼〜各自行動食
2日目夜〜アルファ米、インスタントカレー、テリヤキハンバーグ
3日目朝〜インスタント蕎麦
(883円/人)


1日目
・地図にあった《自然の村キャンプ場》は行ってみると原野だった。
・白金温泉に移動し冬用のエスパースとフライを張る。中で煮炊きをすると薄着で丁度良い暖かさ。
・小さいコッヘルに溢れる量のホルモンは凍らせ過ぎて中々溶けず。味付けじゃないのに微かに香り,出来上がったホルモンうどんは大味だが暖かい


2日目
・5:00起床,曇り。6:00行動開始,7:00入渓。
・当たりを付けて火山観測所直ぐ脇の道を入ると,地形図や地図に無い遊歩道だった。旧林道から砂防ダムを巻いて行く計画だが,その林道に着けない。1時間30分さ迷った所で諦めてアバレ川に降り,砂防ダムを越えてゆく。
・沢の中は岩登り要素たくさんで岩好きとしては嬉しい。5m程のヘツリも空身ならやりたかったがフル装備のザックを担いでヘツれば即終了しそうなので自粛。
・夏道に上がってからの美瑛岳-美瑛富士登山,フル装備のザック重量,初見の滝と言う事でなるべく時間と労力を温存しながら行く。易しいなら易しいなりに難しく考え,難しいならそれなりにハードルを下げようとしてしまう。昼食も行動食で済ませとにかく標高を稼ごうとするが,実際はこまめに休憩を入れなければもたない感じ。夏道は30℃以上,沢の中は15℃前後。
同行者と喋り過ぎたのも体力消耗の元だったかも,と本気で考え出した頃,目の前が急に開け正面に山の稜線とルンゼが見えた。沢から見上げたルンゼはどうしてこんなに魅力的なの。ここまで来ればもう中核は過ぎている。


・核心部の20mの《勝瑛の滝》,実際に見ると滝の落ち口はかぶっているし,両隣の崖も険悪でとても登れる気がしない。可能性があるとしたら左の崖だろうと言う事で,もし途中で登れ無くなった時の為に先行者にロープを用意して貰い,自分もATCとハーネスを付け取り付く。
・何とか上に着き,ひたすら藪を漕いでいたがいつまでも笹と潅木ばかり。焦って一旦沢に降りたら勝瑛の滝上流のポンピ沢だった。後で分かったがこれで正解だった。事前のルートファインディングをミスっていた。ポンピ沢を遡行しようやく夏道出合。
・夏道出合から美瑛富士避難小屋まではゲリラ豪雨,雷,ガスの饗宴。遡行して来た沢も既にガスに包まれ見えない。美瑛富士避難小屋に18:00着。6張程テントが出ている。
・小屋では3人が身体を休めていた。内外国人が2人。1人は学生風のドイツ人で,これから利尻礼文を目指すと言うから,Great.と言ったら,思わず表情崩れて若者らしい顔。山小屋の独特の雰囲気にさぞや気を張っていた事でしょう,望郷と期待と。私にしてもいつもと違う時間の流れにぽつんとした気持ち。しかし,ランタンを灯すと甦る愉しい山小屋の記憶。カレーを温めた湯でアルファ米をふかし温かいディナーであった。夜間3回程来た大雨が来た。

3日目
・テントの人は雨音で眠れ無かったと言いながら,表情明るく山頂を目指して出発して行った。
・前日予定通り行動できなかった事を反省し,何処にも登らずに美瑛富士口に下山した。
・早めに札幌に着きセール最終日の秀岳荘に行きメンバーになってピッケルとリーシュを購入。

教訓;自分の迂闊さに気づく。ガスの分量からルートの細部まで明らかにしておく。
考察;山では音楽でシャットアウトする必要性を感じないが,音楽が無いとやはり寂しくなり困る。やっぱり山はどちらかと言うとONなので,OFFの日が別に必要だと気付いた貴重な山行でした。