山装備で遥々来て、林道ゲートを見て入れないと思って引き返す方も結構おられるとのこと。
私たち8名は、偶然徒歩で行こうとしていた登山者も乗せて、車でゲートをくぐった。本日は林道パトロール隊だ。
私たち8名は、偶然徒歩で行こうとしていた登山者も乗せて、車でゲートをくぐった。本日は林道パトロール隊だ。
ヒュッテから10分程の所にもゲートと駐車帯があり、ここに駐車して徒歩でヒュッテを目指す。
左のタープが炊事場、真ん中が新しいヒュッテ、右が今月いっぱいで取り壊される(と聞いて、一目見たくてやって来た)。
ヒュッテ前で皆で記念撮影をする。
同乗した登山者はまっすぐ夕張岳に向かったみたいだ。
7:30分、ヒュッテを出発。登山口まで戻り、冷水コースを登り始める。
単調な直登のコース。
8:35分、「冷水の沢」水場で5分休憩。夕張岳登山道は水場が豊富。
案内標識にはヒグマが遊んだ跡が。
9:10分、馬の背分岐。
1501mの前岳を巻いて、9:35分に石原平。ここはシラネアオイの群生地とのこと。
少し登り、10:00分望岳台。
前岳。
望岳台。
たまにガスで視界不良となるが、前に滝ノ沢(姫)岳、奥に芦別岳が見えた。
望岳台~憩いの沢間には足幅もない場所があり、気をつけないと落ちる。
過日の大雨で土砂崩れしているポイントもあり。
10:20分前岳湿原入り口。
湿地帯のため、踏み板(木道)が続く。途中で休憩。
蛇紋岩崩落地にはチングルマの綿毛がいた。チングルマも、ユウパリコザクラも、こうしたザレ場に咲くらしい。
ミヤマアケボノソウ、エゾオヤマリンドウ、ダイセツトリカブトなど紫の花が花盛り。
1400m湿原を過ぎると、男岩。
かなり下の方からそびえ立っている。
男性の横顔に見えるからこの名がつけられたんだとか。
男岩を巻くように笹薮とハイマツの間を抜けるとガマ岩、そしてひょうたん沼。
ひょうたん沼を過ぎたあたりから、夕張岳神社のメランジュ帯と呼ばれるポイント。
ここは、ヒグマに要注意。この日もフンが落ちていた。
ザレている稜線のあたりから風が強い。吹き通しと呼ばれているらしい。
再び笹薮の中に入ると、金山コース分岐、そして夕張岳神社。
11:45分夕張岳山頂。
パーティー8人で、記念撮影。
一日の作業(ヒュッテ建設)を終えたみなさんにご馳走して頂いた。
それぞれに貴重なご経験を持つ4人の山男と1人の山女から聞く山の話はとても楽しく、その手は様々な事を物語るかのようにたくましかった。
明日夕張岳にソロで登る女性も居て、一緒に囲炉裏を囲んだ。
よき時間、思い思いに寝床へ。
翌日も天気が良かった。
0 件のコメント:
コメントを投稿