天気予報は曇りです(共和町は雨、真狩村は曇り、京極も曇り)。
朝6:00時に羊蹄自然公園内の真狩登山口からスタート。
夏道を通りまずは南コブ分岐到達。消えかかっているトレースがある。
少し進んだら暑くなってきたのでさっそく上着を脱ぐ。
ここから、地図アプリ上の夏道のルートから外れ、
1000Mテラスをめがけて愚直にも直登する。
次第に、傾斜がついてきて、久し振りの山歩きなので辛い。
少し進んでは休むので時間がかかる。
770M地点、先程からの降雪が本降り。
何度か雪面はストックがつけないほど凍り、スキーのエッジが効かず、
おまけに丁寧にジグを切って登ろうとしないので足を滑らす。
オープンバーンのポイントで滑って倒れ、フト横を見ると、クレバス!
2回目に足を滑らせた時点で、アイゼンに切り替える。
スキーはザックに固定して、担ぎ上げて少しずつ高度を上げる。
1000Mテラスまで行ったらスキーをデポして山頂を目指そうと思ったが・・・
最後の50M、風が出てきてガスも立ち込め始めた。
上からシャーッと音を立てて3人組が滑ってきた。
近くで止まり、「これからどこまで?山頂は天気悪いですよ」
と心配そうに話かけてくる。羊蹄山避難小屋から降りてきたとのこと。
情報提供にお礼を行って、アイゼンの前の爪のみを頼りに高度を上げて行く。
(モナカなので足裏の爪はあまり頼りにならない)
ストックは全く刺さっていない。ピッケルが無いとこうなる。
恐る恐る登るが天気がどんどん悪くなる。
こうなったら、天気がどうなるか分からない!危険だ!
結局1000Mテラスまであと20Mの所までで棄権する。
あと1時間、お昼前にはきっと到達しただろうに。
帰り、シールをつけたままゆっくり滑り降りる。
ガリガリの所とパウダーの所があり、
ガリガリで足が止まりパウダーに足を取られる。片足ずつチグハグな動き。
斜度のある所で時々板を脱いでシートラーゲンで降りる。
こんな天気の日には午後早い時間に避難小屋に到着して、
天気が回復するまでジッとしていないとダメだ。初心者なんだから。
もっと気力と体力をつけなければ。
ルート取りも慎重に、ジグを切ることを覚えないと。
この日は帰宅まで落ち込みモードだった。
真狩温泉で温まり、真狩村のトゥルモンかマッカリーナかで迷って、
トゥルモンでランチ。
そして洞爺湖のグラグラで好きな作品を見て帰ってきた。
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