2016年9月20日火曜日

オプタテシケ山

9時を目標に5時札幌出発。いい感じに到着。

望岳台か美瑛富士登山口か直前まで悩んで、結局涸沢林道ゲート前にきた。
青年の家から先は、台風の影響なのか美瑛富士登山者以外は通行止めになっていた。
ゲートを開けて登山口手前まで車で行くと、狭い駐車スペースはほぼ満杯。

初日は美瑛富士避難小屋迄の予定。
山と高原地図のコースタイムより早く(4時間30分の所を3時間40分)、
避難小屋に到着。
しばらく考えたが山小屋を満喫したい気持ちが勝り、美瑛富士・美瑛岳には登らずこの日は終了にした。


小屋の中で小一時間ボーッとしていると、一人泊まり装備の人がやって来る。しかし、「これから帰らなければならなくなった。飲み物を貰ってくれませんか?」とのこと。黒ラベル・ワンカップ・水を頂戴し、食べ物は丁重に御断りする。

もう何もする事がないし、お酒を頂いても良かったが、結局ハーブティーを飲んでオプタテに備えた。

15:00過ぎに寝床の準備開始。入口付近の隙間を塞ぎ、カーテンの様にツェルトを下げて、冷たい風から風から身を守る。シュラフマットの下にはエマージェンシーシートを敷く。このシートはボロボロだけど、狭薄山のときに命を守ってくれたので捨てられないやつ。いつも一緒。
更に冬用シュラフ、シュラフカバー、靴下2枚重ね、ダウン・フリース・ニット帽をつけても寒かった。夜は10℃。

16:00頃には夕食。カレー、α米、ウィンナーとカルパスを焼いて食べる。おいしくて感動。

17:00、もう誰も来ないと分かりさっさと寝る。
本も何もない。当然だが眠れず空を見上げると北極星発見。



何度か外に出るとこの景色。ずっとガスっていたのに美しい日の入り。



2日目
歌を歌ったりして気持ちを盛り上げるが寒いのと神経が高ぶっているのと、板の間が慣れず体が休まらないのとで結局眠れず。明け方2時間ほど寝て5:00起床。
温度計は3℃、寒い。雪じゃなくてホッ。
お汁粉とα米のワカメごはん、なめこの味噌汁で身体を温めていざ、オプタテシケへ。



途中までガスガス。
寒いのでバラクラバ・ニット帽で防寒。北斜面に霜がつき、冷たい風が吹き上がってくる。




ベベツ岳の辺りで晴れてきた。




快晴の中登頂。
山と高原地図のコースタイム避難小屋〜オプタテ往復5時間40分、実際のタイムは5時間でした。

歩いてきた美瑛岳方面、美瑛岳・美瑛富士・石垣山・ベベツ岳。大雪山方面もばっちり見えた。

総行動時間10.5時間、総移動距離24km。

長かったー。




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