2015年12月6日日曜日

光と影,ムーブのスタイル。



STUART KLIPPER

あたたかくて,天気が良くて,家からジムまで歩いていたら,どこかの学校の白壁に圧倒されてしまった。
白壁に写る自分の影が,その白さや日差しの強さを,余計際立たせていた。
今日は,その白さに心を奪われた。

光が目に付くこともあれば,影が目に付くこともある。
それは今の自分の心のあり方を表しているようで。

初めてグラビティに行く。
わんぱくな子どもがいて,関西弁のお兄ちゃんがいて,お調子者のクライマーがいて,「お先に失礼します」と出て行ったクライミングのうまい年配の女性がいて。

ホールディングで,カチ持ちとオープンハンドがあった。
最近の私は無意識にカチ持ちに頼りきっていて,今日は一切カチ持ちをしないルールでやってみた。

ムーブのスタイルとして,傾斜のある壁はダイナミック。トラバースルートはスタティックなボルダリングでした。

そして,カウンターバランスやダイアゴナル(対角線荷重)は何のためにあるのか?を身を以て感じ日でありました。

面白いサイトがありました。
スタティックムーブの人とダイナミックムーブの人の違い

今日は初めてのジムとあってものめずらしさとジムの雰囲気で,途中までは楽しかったのですが・・・途中から,思うように続かないことに焦りと,イライラが。

久しぶりに暗くなりかけました。笑
あの明るさが自分の暗さを際立たせるのかな。

そこで考えてしまったのは,ボルダリングに最適なメンタルトレーニングってどんなことかということです。考えつくのは,

1.あきらめない,落ち込まない,集中力
1年かけてでもちょっとずつ変わってやろうっていう気持ちが,たまたま体調がとても良くて,ジム通いも本チャンも充実していて,力をつける機会をちゃんと捉えて成長することができる気がします。

逆に,安易に誰かが体系づけた方法を試して,そのことに満足しているようではメンタルは強くならない。自分で仮説を立てて,自分で試し,自分で評価をし次に繋げていく「作業(先ほどからここでは研究と言う言葉を用いています)」ができるかどうか,をわたしは拘りたいです。


2.日ごろからのビジュアライゼーション
人は普段やっていないことはできないし,普段考えていないことはできません。常にありたい姿を研究し,自分がそれをやるところをイメージすることも重要なメンタルのトレーニングの一つであるような気がします。

3.怒らない,妬まない,恨まない
これをやると次第に思考が論理的になり,行動に根拠を持つようになり,執着心や余計な心のノイズが取れ,集中したいものに集中できるような気がします。

以上,パッと思いつくことを挙げてみました。
本格的な研究はこれからです☆

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