2013年10月19日土曜日

黒岳~桂月岳

念願のニペソツ山に登りに行きました。

ずっと看病させて頂いていた方が急変し、登山どころじゃないと思っていたのですが、
小康状態になった。やっぱり、行くことにしました。

18:00に札幌市内を出発、ルートをあまり調べておらず、
ナビに頼って夕張経由で日勝峠を越えて、鹿追町へ。
鹿追町〜幌鹿峠を越えて、ぬかびら温泉郷へ。

メンバーは釧路のIさん、Sさん、Uさん、Mさん、私。
糠平駐在所への登山届の提出をしてもらい、私は、
待ち合わせ場所の東大雪博物館に向かうだけ。

星空の下、前方にニペソツの見える、一本のまっすぐな道を、
哀愁の漂うクラプトンを聴きながら、進みます。

ようやく到着した然別湖畔は人気がなく、幌鹿峠への道らしき所は・・・通行止めでした。
しかしここまで来て諦めるわけには行かない、
湖なので逆からのアタックも可能と思い、一度帯広に引き返し、
士幌経由で上士幌町側の「ぬかびら温泉郷」へ行くことにしました。
通過した「十勝三股」、ここも通行止めになりやすい地区らしいです。

0:00時過ぎ、予定時間を大幅に過ぎ、東大雪博物館に到着しました。
到着をLINEで知らせると、Iさんがテントから出て迎えにきてくれました。
みなさんがテン泊する野営場へ車を移動します。

ここで残念なお知らせ。

ニペソツ山は登山道崩壊の為、本日より林道ゲート閉鎖とのこと。
標高年で登山者が多かった為でしょうか。
積雪後の片道約7kmの林道歩きは危険ですのでやむなく断念。
代わりに黒岳に登ることに。

テントに誘われましたが、私は車中泊してみることにしました。

3時間ほど仮眠、さすがに夜勤明けで運転し続けたので眠れました。
起床予定時間になり起きると寒い。体感温度が0度かマイナスです。
車の窓が凍っています。外に出ると雲海が綺麗なので写真に収めます。

すぐさまカロリーを取って、パンツと靴下を重ね履きし、
シュラフに足だけ突っ込み、車載用のウールのブランケットを掛け、
釧路チームが活動開始するまで再び仮眠することにします。
しかし数分後、あまりの寒さに車のエンジンを入れました。情けない。


5時前に出発。十勝三股を北上し、三國峠を通る頃には朝日が差して来ました。
雪山に映るアルペン・グリューエンを初めて見ました。
残念ながら写真はありませんが、これが見れただけでとても嬉しいです。

ロープウェイとリフトを使い、以降はツボ足で山頂を目指します。




気温7度と暖かく、活動中は半袖でも良さそうでした。


新雪に苦戦中。昨日からのトレースがありますが、何度も踏み抜きます。
ストックが無かったのでバランスを取るのが大変でした。
それでも、自分の身体の筋力のみを駆使して登る「原始登山」は楽しいです。


遠くまではっきり見える。雲一つ無い。




山頂はあまり雪がついていませんでした。


黒岳石室は、冬季便所使用不可です。
2階の裏口から侵入可能な、立派な避難小屋になっていました。

ここから、それぞれのルートで桂月岳山頂。
風が強かったが、ここで食事をしました。



行動食にパン2つを食す。

帰りも黒岳山頂まで戻る。


帰りは念願の尻滑りをしました。とても楽しかった。



帰りは黒岳温泉で汗を流し、釧路チームとはここで解散しました。

帰りは旭川経由で帰ることにし、前から気になっていた、
「旭川ラーメン蜂屋」さんに行ってみた。


アジの出汁に、焦がしラードの深いコク。
「ラーメン大盛り 油濃いめ」で注文されることをお勧め致します。

2 件のコメント:

  1. 予定の二ペソツ山には行けなくて、残念でしたけど
    黒岳~桂月岳も楽しめたようで、良かったですね。
    こんな快晴にあたってしますと、益々山にはまりますよ。。。。

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    1. ポッケ先生様こんばんわ!
      ニペソツには登れませんでしたし思わぬ林道閉鎖で、一時は心が折れそうになりましたけれど、黒岳〜桂月岳もとても楽しかったです!
      もしニペソツを登っていたら、腰までの雪をラッセルしながらでしたので、日帰りは到底無理でしたσ(^_^;)

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